アドバイス

■ラケット選びのポイント
ラケットは同じデザインでも、重量・サイズ等の違いがあります。手の大きさ・体格・プレイスタイルなどを考えてお選びください。
ガットの種類・テンションもラケット選びの重要な要素の一つです。
■シューズ選びのポイント
テニスコートには、クレー・オムニ・ハード等いろいろなサーフェイスがあります。それぞれのサーフェイスに合った靴底が大事になります。
足を守るため、快適なプレーをするため、サーフェイスに合った靴底のものをお選びください。
『 逆風順風 』
−カウントについて−
テニスのカウントの数え方は、他の競技のそれに比べると全く異質である。わずか4ポイント(以下Pと表現)先取で、次の次元のゲームを得るという競技は他には無い。ルールが変更になった卓球・バドミントンでさえ11P。バレーで21Pである。見方を変えるとテニスの1Pの重さは他の競技の3〜4倍以上の重みがあると言える。従って1本のミスが選手に与える精神的な影響は非常に大きいものがある。そこにテニスという競技にいわゆる精神論が盛んとなる由縁があるのである。例えばカウント1−1で、最高のチャンスボールが来たとしよう。そのボールを何らかの理由でミスしたとすると、カウントは1−2となる。相手に1Pリードを許した訳であるが、テニスの場合は次のように考えねばならない。そのPを取っていると、カウントは2−1。ところが現実は1−2。1Pリードすべきところが逆に1Pリードされた状態となっている。1Pリードする状態に戻すためにはあと2P連取しなければならない。すなわちチャンスボールのミスは2Pの重みを持つということである。
そして一方では、この1Pの重みを感じながら瞬時に「思い切る」か「繋ぐ」かの決断が要求される。更に勝つためには、相手の精神状態を観察しながら配給する冷静さと、チャンスボールを決めに行くという熱い闘争心が必要とされる。又、相手の力を量りながら、「自分の長所」で戦うか「相手の弱点」を突いて戦うかの戦略をも立てなくてはならない。このように「テニス」という競技は、精神論が盛んになる土壌が非常に豊かな競技なのである。その基は、テニスという競技のカウントの1Pの重さから来ているものと私は考えている。そしてそれ故、テニスという競技は精神的にも戦略的にも非常に奥深いものとなっているのである。
また、このカウントの数え方には恐ろしい落とし穴がある。ゲームの中でどんなに競っていてもゲームカウントが一方的になってしまうことがある。この一方的なカウントが選手(特に経験の少ない)に錯覚をもたらす。このカウントのシステムが実力伯仲にも拘わらず、スコアの差が実力の差と思い込ませてしまうのである。現実を冷静に分析すれば、単にボールがネットインして自分のPになったとか、相手のエースボールが僅かにラインを割ったとか、ほんの少し運が自分に傾いていただけに過ぎないのだ。このカウントが実力差と思い込んだ時、逆転の穴がポッカリと口を開く。必要以上に大胆なプレーをして余分なミスをしたり、このスコアだと負けることは無いと油断して詰めが甘くなったりすると、流れは一気に相手にいってしまうのである。一度流れが変わると、それを元に戻すということは非常に困難なこととなる。それまで一方的なスコアであったために、なかなか開き直ることが出来ずにズルズルと挽回を許し、気持ちが萎縮して逆に精神的に追い詰められるというパターンに陥ってしまう。こういう試合を何度見てきた事か。
「勝負は下駄を履くまで解らない」という言葉があるが、テニスこそこの言葉がふさわしい競技である。テニスのカウントの魔力に惑わされず、リードした時は気を緩めることなく、そしてリードされている時は諦めることなく、ゲームセットになるまで一球入魂、そんな気概で試合をしましょう。
▼テニス必勝51訓▼
−根性編−
惰性に流されるな、思い起せチャレンジスピリッツ。
団体戦は精神力が試される。
挑戦の無きところ、鍛錬の無きところに強い信念は育たない。
「知る」「知(散)る」「未知(満)る」の人生観。
強気、強気の勇気が勝利の扉を開く。常に“なぜ”“どうして”と考えろ。
つまらないというのは、境遇がつまらないのではなくて自分がつまらないのだ。
徹底してやってみろ、徹底しなければ本当の課題は見えてこない。
出来るけどしたくない、したいけど出来ない、生活はすべてこの二つから成り立っている。
努力している限り敗北は無い。
努力とは、自分が好きな自分であるためにするもの。
努力する人を天才という、しかし天才は努力している姿を人に見せない。